徒然なるままに 心に移りゆく いかがわしいことを 日々書き綴ります
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いつも心に雷獣を。
プロフィール

ぴの

Author:ぴの
現在は暁のヨナ、ハクヨナ中心。
歴史モノ、和服好き属性あり。
昔は幕末書いてた事もあり。
つーことで、銀魂も好き。
ツイッター → @m_tak10
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今頃彼はどうしているのだろう…。
苦界に沈んで春を売るこの身では、昨日までとこれからのことなど、考えても詮無きこと。

なのに、彼の吐息も指も口唇も、その感触を今だにこんなにもはっきりと思い出せる。ある日を境に別れも告げずに姿を消した、あの人は今どこに…。

巷の噂は聞いている。
彼はある夜、緋龍城でイル王を弑逆し、お姫様を連れて城から逃げ出した。そして、逃亡先で姫ともども殺された……と。
その噂の真偽を証すかのように、その日を境に彼の姿を見たという人はこの街にいない。

この花街には高位の役人も出入りする。きな臭い話であればあるほど、飛ぶように流れるこの街なのに、新しい王が即位した今も、彼の消息がわかるような話は一度として聞こえてはこなかった。

彼が死んだ…?

そんな風にはどうしても思えない。
口の端に不敵な笑みを浮かべながら、好いた娘の身代わりに、私の身体をさんざん抱いて、腕の中の私の事などまるで見ていなかったあの人が、死ぬ…?

あの、高華の雷獣が…?

いや、そうではあるまい…。
詳細はわからない。調べる術もない。
だけど、彼はきっと生きている。
そんな根拠のない、でもしっかりとした確信があった。

彼とともに姿を消したというお姫様。
この国で最も高貴なその姫が、彼の好いた娘だと気付いたのは一体いつの事だったか。

彼は姫への想いを遂げたのか…それとも、遂げぬまま手を携えて逃げているのか…。
それもまた知る術はない。

ただ、彼が生きていても、もはや自分とは二度と会えぬ…。
それだけは確かで、その事実が私の胸を鉛でできた鎧のように、いつまでも締め続けている。




…つづく。


********************

ああ、ついに…。
私、これ本当に上げるのか、今だに迷ってますよ。
出来心で書き始めたけど、正直重くなりすぎた。
この先鍵つくので、とりあえず序文だけ。
皆さんホントにこの先、読みたい??
今ならまだ引き返せるよ…。
という意味も籠めて、まず序文だけ。


BGM song by
Aitai / 加藤ミリヤ
白雪姫 / Flower





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コメント
あ、始まりましたね
報われぬ想いを遊女にぶつけてしまう、身勝手で女泣かせなハク将軍。怖いもの見たさもあり、続きを楽しみにしてます(笑)

個人的には、ハクは女性にはモテても、そっけない・相手にしないイメージで、あまり女泣かせな印象はないんですけどね。
でもハクだってガラスの十代だし(一応)。そんな事だってあるかも(笑)
2015/07/07 01:02 prin URL [ 編集 ]
Re: prinさん
コメありがとうございます。実はまだちょっと完パケしてない状況なのですが、ハクは言動に裏表なくて、実はヨナと同じくらい天然だと思っているのでそこら辺が容赦ないんですよね。ちゃぶ台ひっくり返したりする横暴さはないのでご安心をw
2015/07/07 04:06 ぴの URL [ 編集 ]















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